【新華社ワシントン1月26日】米国の国務省は22日、米国のキムソン(金成)朝鮮担当特別代表が来週に日本と中国を訪問し、朝鮮核問題をめぐる6カ国協議などの議題に関して協議を行うと発表した。
米国務省は声明を発表し、キムソン特別代表が26日から30日にかけて、日中両国を訪問し、6カ国協議のシドニー セイラー米国側代表と国家安全保障会議のアリソン フック韓国 朝鮮事務主管が訪問に同行することを明らかにした。
6カ国協議の朝鮮側の李勇浩代表は今月18日から19日にかけて、シンガポールで米国のボスワース前朝鮮問題特別代表らと2日間の非公式会談を行った。李勇浩代表は会談の終了後に、6カ国協議を無条件で再開することを呼びかけた。米国務省のプサキ報道官は21日、朝鮮の提案を受け入れることを拒否し、米国とその他の6カ国会談の加盟国は、朝鮮が2005年共同声明における承諾を含めて、自国の国際義務を履行すべきだと認識していると表明した。
朝鮮問題に関する6カ国協議は朝鮮、韓国、中国、米国、ロシア及び日本ににかかわる。第1回目の協議は、2003年8月に北京で開かれた。第6回目の協議が2008年12月に終了した後、朝鮮半島の非核化プロセスは硬直状態に陥った。2009年4月、朝鮮は6カ国協議脱退を宣言した。
(新華網日本語)
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