国家質量監督検験検疫総局(質検総局)が先月30日に明らかにしたところによると、全国の出入国地点でこれまでにエボラ出血熱のウイルスが持ち込まれたケースは確認されていないという。中国の出入国地点の検疫では先月29日までに、発生国 地域からの航空機1893便、船舶64隻、電車218本、自動車68台、コンテナ2万950個、貨物7287件の検査が行われ、発生国 地域からの固体廃棄物2万6316包と液体廃棄物1247台分を処理した。また発生国 地域から来た人3万415人を検査し、すべての人に対して疫学調査と情報登録を行い、追跡可能にするとともに、各地の衛生部門に情報を送付した。発熱などの症状がある人が93人いたが、エボラ出血熱の感染例は確認されなかった。人民日報が伝えた。
(人民網日本語版)
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